トップお役立ち記事サーバー会社から「PHPバージョンアップのお知らせ」が来たら|放置した場合のリスクと対応の選び方【2026年版】

セキュリティ読了目安:約5分

サーバー会社から「PHPバージョンアップのお知らせ」が来たら|放置した場合のリスクと対応の選び方【2026年版】

レンタルサーバー会社から「PHPのバージョンアップ」「旧バージョンの提供終了」のお知らせが届いたら?PHP 8.2も2026年12月31日でサポート終了。サイトが崩れる前に確認すべきことと、対応方法の選び方を解説します。

執筆:山口拓馬/まる製作所

サーバー会社から「PHPバージョンアップのお知らせ」が来たら|放置した場合のリスクと対応の選び方【2026年版】のアイキャッチ

「PHPの旧バージョンの提供を終了します」

「○月○日に、PHPのバージョンを自動で切り替えます」

レンタルサーバー会社から、こんなメールが届いていませんか?

難しそうなので後回しにしがちですが、放置すると、ある日突然サイトの表示が崩れたり、問い合わせフォームが動かなくなったりするおそれがあります。

特に2026年は、10月にPHPそのものの重大な欠陥「php2shell」が見つかったこともあり、古いPHPを使い続けるサイトへの対応を急ぐサーバー会社が増えると考えられます。

そもそも、なぜバージョンアップが必要なのか

PHPには、それぞれのバージョンに「サポート期限」があります。期限を過ぎると、欠陥が見つかっても直してもらえません。

バージョンセキュリティ修正の提供期限
PHP 8.1以前すでに終了(8.1は2025年12月31日まで)
PHP 8.22026年12月31日まで
PHP 8.32027年12月31日まで

PHP 8.2を使っているサイトも、あと2か月ほどでサポートが終わります。 サーバー会社が古いバージョンの提供を終えるのは、こうした期限に合わせて、安全でない状態のサイトを減らすためです。

お知らせを放置すると、どうなる?

サーバー会社によって対応は異なりますが、一般的には次のどちらかになります。

パターン1:サーバー会社が自動で新しいPHPに切り替える

切り替え自体はサーバー会社がやってくれますが、サイト側が新しいPHPに対応していないと、次のような症状が出ることがあります。

  • ページが真っ白になる、エラーメッセージが表示される
  • デザインの一部が崩れる
  • 問い合わせフォームから送信できなくなる
  • WordPressの管理画面に入れなくなる

自分のパソコンでは気づかず、お客様から「サイトが見られない」と言われて初めて気づくケースも少なくありません。

パターン2:古いPHPのまま使い続けられる(期間限定・有料の場合も)

しばらくは今のまま使えても、サポートが終わったPHPを使い続けることになります。欠陥が見つかっても直されないため、php2shellのような問題の影響を受けやすい状態が続きます。

対応方法は3つ。選び方の目安

対応方法こんな場合に注意点
1. PHPだけ切り替えるサイトが比較的新しく、テーマやプラグインも更新されている切り替え後の表示・フォームの確認が必要
2. サイト側も直して切り替える古いテーマやプラグインを使っている修正費用がかかる。数年後に同じことがまた起きる
3. PHPを動かさない作りに作り直す何年も放置している/毎回の対応に疲れた制作費はかかるが、PHPのバージョン管理に追われにくくなる

ポイントは、「今回だけ乗り切る」か「毎回の対応から抜け出す」かです。

PHPのサポート期限は毎年のようにやってきます。2の方法で直しても、数年後にはまた同じお知らせが届きます。直す費用が作り直す費用に近づくようなら、3を選んだ方が長い目で見て負担が少なくなる場合があります。

費用の目安は、30秒でできる見積もりシミュレーターで確かめられます。

まる製作所に頼むメリット

1. 「直す」か「作り直す」かを、正直にお伝えします

現役のWebエンジニアが今のサイトを拝見し、直して使い続けられそうな場合は、作り直しはおすすめしません。その場合の進め方もお伝えします。

2. 作り直す場合は、PHPのバージョン管理に追われにくい作りにします

まる製作所のホームページは、サーバー上でPHPを動かさない作りです。毎年のようなPHPのバージョンアップのお知らせや、それに伴う表示崩れの心配を大幅に減らせます。

3. 今のドメイン・メールアドレス・文章を活かせます

ドメインは原則そのまま、メールも今の環境のまま使い続けられるよう、事前に確認しながら進めます。流れはWordPressからのリニューアルで解説しています。

4. 契約前に、作り込んだデザイン案を無料でお見せします

見てからお断りいただいても大丈夫です。新しいサイトのイメージを見てから、作り直すかどうかを決めていただけます。

5. ホームページのサーバー費用は月額サポートに含まれます

作り直した後は、ホームページ用のレンタルサーバーを別に契約していただく必要は基本的にありません。今のサーバー代と比べてどうなるかも、相談の際にお伝えします。

お知らせが届いたら、まずはご相談ください

「メールの意味がわからない」「切り替え日が近い」「前回のバージョンアップで表示が崩れた」という方は、お気軽にご相談ください。届いたメールの内容とサイトのURLがあれば、次にやるべきことをお伝えできます。

よくある質問

Q. 切り替え日までに間に合わない場合は?
A. まずはサーバー会社のお知らせで、古いPHPを延長して使えるか(有料の場合もあります)を確認しましょう。延長している間に、直すか作り直すかを決めるのがおすすめです。
Q. 作ってくれた制作会社と連絡がつきません。
A. 契約者の確認からご一緒します。進め方は制作会社と連絡がつかないときの対処と相談先でも解説しています。

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参考資料

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