トップお役立ち記事PHPを使わないホームページとは?WordPressとの違いと、向いている会社・向いていない会社

ホームページ制作の基礎読了目安:約6分

PHPを使わないホームページとは?WordPressとの違いと、向いている会社・向いていない会社

2026年はWordPressやPHPの重大な脆弱性が相次ぎました。これからホームページを作る方向けに、PHPを使わないホームページの仕組み・メリット・注意点・費用の目安を、現役エンジニアがわかりやすく解説します。

執筆:山口拓馬/まる製作所

PHPを使わないホームページとは?WordPressとの違いと、向いている会社・向いていない会社のアイキャッチ

「ホームページを作るなら、WordPressが当たり前」

少し前まではそう言われていました。ところが2026年は、WordPressと、その土台であるPHPに重大な欠陥が相次いで見つかり、ニュースになりました。

  • 2026年7月:WordPress本体に、ログインなしでサイトを乗っ取られるおそれのある欠陥(通称「wp2shell」)。プラグインを何も入れていないサイトでも対象になり、実際の攻撃も確認されました
  • 2026年10月:WordPressを動かしているPHPそのものに、深刻度「緊急」の欠陥(通称「php2shell」。詳しくはこちらの記事で解説しています)

こうした流れを受けて、いま注目されているのが「PHPを使わないホームページ」です。

この記事では、これからホームページを作る方に向けて、仕組みの違いとメリット・注意点を、専門用語をできるだけ使わずに解説します。

すでにWordPressのサイトをお持ちの方へ 作り直しの流れや費用は、WordPressからのリニューアル|移行の流れと費用の目安にまとめています。

WordPressとPHPを使わないホームページの違い

たとえるなら「注文を受けてから作る店」と「完成品を並べた店」

WordPress(PHPで動く)は、お客様がページを開くたびに、サーバーの中でPHPというプログラムが動き、データベースから文章や画像を集めて、その場でページを組み立てます。注文を受けてから調理するお店のようなものです。

PHPを使わないホームページは、あらかじめ完成させたページを置いておき、開かれたらそのまま届けます。完成品を棚に並べておくお店のようなものです。

調理場(PHPやデータベース)を持たないぶん、そこを狙った攻撃を受けにくくなります。

WordPressPHPを使わないホームページ
ページの作られ方開かれるたびにサーバーで組み立てる完成したページをそのまま届ける
データベースあるない
ログイン画面あるない
プラグイン必要に応じて追加なし
定期的な更新作業PHP・WordPress・プラグインすべて必要大幅に減らせる

PHPを使わないホームページの4つのメリット

1. 攻撃される入口を減らせる

WordPressのサイトが乗っ取られる原因の多くは、「ログイン画面」「プラグイン」「PHPやWordPress本体」の古さです。PHPを使わないホームページは、こうした仕組みを持たない作りなので、狙われやすい箇所を大きく減らせます。

2026年10月のphp2shellのようなPHPの欠陥も、サーバー上でPHPを動かしていない作りなら影響を受けにくくなります。

2. 更新作業に追われない

WordPressは、安全に使い続けるために、本体・プラグイン・PHPの更新が欠かせません。更新したら表示が崩れた、プラグイン同士がぶつかって動かなくなった、というトラブルもよくあります。

PHPを使わないホームページなら、こうした「守るための作業」を大幅に減らせます。

3. 表示が速くなりやすい

その場で組み立てる工程がないぶん、ページを速く表示しやすい作りです。スマホで探しているお客様は、表示が遅いとすぐに離れてしまうため、速さはそのまま問い合わせ数に関わります。

4. お客様の情報をサーバーに貯めない作りにできる

まる製作所では、問い合わせフォームに入力された内容をサーバーに保存せず、あなたのメールへ直接お届けする方式にしています。サーバーに情報を貯めない作りにすることで、「サーバーから顧客情報が漏れる」リスクを減らせます。

知っておきたい注意点

良いことばかりではありません。契約してから「思っていたのと違う」とならないよう、注意点もお伝えします。

自分で管理画面から更新することはできない

WordPressのように、ログインして自分で文章を書き換えることはできません。

まる製作所では、その代わりに「変えたい内容をLINEで送るだけ」で、こちらが反映します。営業時間の変更、写真の差し替え、お知らせの追加など、「自分で作業する時間がない」「操作を覚えるのが面倒」という方には、むしろこちらの方が楽だと感じていただけることも多いです。

毎日ブログを自分で書きたい方には向かない

自分で頻繁に記事を投稿したい方は、WordPressの方が合っている場合があります。

会員ログインや予約システムには向かない

会員登録、ログイン、ネット予約、カード決済のように、お客様の情報をシステムで管理する機能は、この作りの得意分野ではありません。予約は外部の予約サービスやLINEと組み合わせるのがおすすめです。

向いている会社・向いていない会社

向いている向いていない
地域のお客様から問い合わせを増やしたい自分で毎日ブログを投稿したい
サイトの更新作業に時間をかけたくない会員サイトやネット予約をホームページ内に作りたい
セキュリティの心配をできるだけ減らしたい社内に専任のWeb担当者がいて、自分たちで運用したい
更新は年に数回〜月に数回程度商品点数の多いネットショップを運営したい

整体院・接骨院、塗装店、ハウスクリーニング、害虫駆除、税理士事務所、クリニックなど、「サイトを見て電話やLINEで問い合わせてもらう」業種とは特に相性が良い作りです。業種ごとの構成例は業種別のホームページ制作でご覧いただけます。

費用の目安(まる製作所の場合)

プラン内容料金(税込)
業種特化スピード対応1ページ完結のホームページ78,000円
標準プラン5ページ構成のホームページ148,000円
法人コーポレート文章作成込みの法人向けサイト298,000円

公開後は月額サポート(2,480円〜)への加入をお願いしています。ホームページのサーバー費用は月額に含まれているので、ホームページ用に別途サーバーを契約していただく必要は基本的にありません。

※料金は記事公開時点のものです。オプションを含む最新の料金は料金ページをご確認ください。

費用の目安は、30秒でできる見積もりシミュレーターで確かめられます。

制作会社に必ず聞いておきたい3つの質問

どこに頼むにしても、契約前に次の3つは確認しておくと安心です。

  1. 1「何で作りますか?」(WordPressか、それ以外か)
  2. 2「PHPやWordPressの更新は、誰が・いつ・いくらでやりますか?」
  3. 3「解約したら、サイトのデータはどうなりますか?」

この3つにはっきり答えてくれる会社なら、公開後も安心して任せやすいはずです。まる製作所への相談でも、遠慮なく聞いてください。

まずは「どんなサイトになるか」を見てから決めてください

まる製作所では、契約前に、作り込んだデザイン案を無料でお見せしています。 ラフ案ではなく、実際の画面に近い形でご覧いただけるので、「頼んでみたらイメージと違った」というズレを防ぎやすくなります。

もちろん、デザイン案を見てからお断りいただいても大丈夫です。

  • 現役のWebエンジニアが、ご相談から公開後の更新まで一人で担当するので、伝言ゲームが起きにくい体制です
  • 公開後の更新は、LINEで送るだけ
  • ホームページのサーバー費用は月額サポートに含まれます

FREE DESIGN PREVIEW

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参考資料

制度やガイドラインは更新される場合があります。リンク先の最新情報もあわせてご確認ください。