「ホームページを作るなら、WordPressが当たり前」
少し前まではそう言われていました。ところが2026年は、WordPressと、その土台であるPHPに重大な欠陥が相次いで見つかり、ニュースになりました。
- 2026年7月:WordPress本体に、ログインなしでサイトを乗っ取られるおそれのある欠陥(通称「wp2shell」)。プラグインを何も入れていないサイトでも対象になり、実際の攻撃も確認されました
- 2026年10月:WordPressを動かしているPHPそのものに、深刻度「緊急」の欠陥(通称「php2shell」。詳しくはこちらの記事で解説しています)
こうした流れを受けて、いま注目されているのが「PHPを使わないホームページ」です。
この記事では、これからホームページを作る方に向けて、仕組みの違いとメリット・注意点を、専門用語をできるだけ使わずに解説します。
すでにWordPressのサイトをお持ちの方へ 作り直しの流れや費用は、WordPressからのリニューアル|移行の流れと費用の目安にまとめています。
WordPressとPHPを使わないホームページの違い
たとえるなら「注文を受けてから作る店」と「完成品を並べた店」
WordPress(PHPで動く)は、お客様がページを開くたびに、サーバーの中でPHPというプログラムが動き、データベースから文章や画像を集めて、その場でページを組み立てます。注文を受けてから調理するお店のようなものです。
PHPを使わないホームページは、あらかじめ完成させたページを置いておき、開かれたらそのまま届けます。完成品を棚に並べておくお店のようなものです。
調理場(PHPやデータベース)を持たないぶん、そこを狙った攻撃を受けにくくなります。
| WordPress | PHPを使わないホームページ | |
|---|---|---|
| ページの作られ方 | 開かれるたびにサーバーで組み立てる | 完成したページをそのまま届ける |
| データベース | ある | ない |
| ログイン画面 | ある | ない |
| プラグイン | 必要に応じて追加 | なし |
| 定期的な更新作業 | PHP・WordPress・プラグインすべて必要 | 大幅に減らせる |
PHPを使わないホームページの4つのメリット
1. 攻撃される入口を減らせる
WordPressのサイトが乗っ取られる原因の多くは、「ログイン画面」「プラグイン」「PHPやWordPress本体」の古さです。PHPを使わないホームページは、こうした仕組みを持たない作りなので、狙われやすい箇所を大きく減らせます。
2026年10月のphp2shellのようなPHPの欠陥も、サーバー上でPHPを動かしていない作りなら影響を受けにくくなります。
2. 更新作業に追われない
WordPressは、安全に使い続けるために、本体・プラグイン・PHPの更新が欠かせません。更新したら表示が崩れた、プラグイン同士がぶつかって動かなくなった、というトラブルもよくあります。
PHPを使わないホームページなら、こうした「守るための作業」を大幅に減らせます。
3. 表示が速くなりやすい
その場で組み立てる工程がないぶん、ページを速く表示しやすい作りです。スマホで探しているお客様は、表示が遅いとすぐに離れてしまうため、速さはそのまま問い合わせ数に関わります。
4. お客様の情報をサーバーに貯めない作りにできる
まる製作所では、問い合わせフォームに入力された内容をサーバーに保存せず、あなたのメールへ直接お届けする方式にしています。サーバーに情報を貯めない作りにすることで、「サーバーから顧客情報が漏れる」リスクを減らせます。
知っておきたい注意点
良いことばかりではありません。契約してから「思っていたのと違う」とならないよう、注意点もお伝えします。
自分で管理画面から更新することはできない
WordPressのように、ログインして自分で文章を書き換えることはできません。
まる製作所では、その代わりに「変えたい内容をLINEで送るだけ」で、こちらが反映します。営業時間の変更、写真の差し替え、お知らせの追加など、「自分で作業する時間がない」「操作を覚えるのが面倒」という方には、むしろこちらの方が楽だと感じていただけることも多いです。
毎日ブログを自分で書きたい方には向かない
自分で頻繁に記事を投稿したい方は、WordPressの方が合っている場合があります。
会員ログインや予約システムには向かない
会員登録、ログイン、ネット予約、カード決済のように、お客様の情報をシステムで管理する機能は、この作りの得意分野ではありません。予約は外部の予約サービスやLINEと組み合わせるのがおすすめです。
向いている会社・向いていない会社
| 向いている | 向いていない |
|---|---|
| 地域のお客様から問い合わせを増やしたい | 自分で毎日ブログを投稿したい |
| サイトの更新作業に時間をかけたくない | 会員サイトやネット予約をホームページ内に作りたい |
| セキュリティの心配をできるだけ減らしたい | 社内に専任のWeb担当者がいて、自分たちで運用したい |
| 更新は年に数回〜月に数回程度 | 商品点数の多いネットショップを運営したい |
整体院・接骨院、塗装店、ハウスクリーニング、害虫駆除、税理士事務所、クリニックなど、「サイトを見て電話やLINEで問い合わせてもらう」業種とは特に相性が良い作りです。業種ごとの構成例は業種別のホームページ制作でご覧いただけます。
費用の目安(まる製作所の場合)
| プラン | 内容 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 業種特化スピード対応 | 1ページ完結のホームページ | 78,000円 |
| 標準プラン | 5ページ構成のホームページ | 148,000円 |
| 法人コーポレート | 文章作成込みの法人向けサイト | 298,000円 |
公開後は月額サポート(2,480円〜)への加入をお願いしています。ホームページのサーバー費用は月額に含まれているので、ホームページ用に別途サーバーを契約していただく必要は基本的にありません。
※料金は記事公開時点のものです。オプションを含む最新の料金は料金ページをご確認ください。
費用の目安は、30秒でできる見積もりシミュレーターで確かめられます。
制作会社に必ず聞いておきたい3つの質問
どこに頼むにしても、契約前に次の3つは確認しておくと安心です。
- 1「何で作りますか?」(WordPressか、それ以外か)
- 2「PHPやWordPressの更新は、誰が・いつ・いくらでやりますか?」
- 3「解約したら、サイトのデータはどうなりますか?」
この3つにはっきり答えてくれる会社なら、公開後も安心して任せやすいはずです。まる製作所への相談でも、遠慮なく聞いてください。
まずは「どんなサイトになるか」を見てから決めてください
まる製作所では、契約前に、作り込んだデザイン案を無料でお見せしています。 ラフ案ではなく、実際の画面に近い形でご覧いただけるので、「頼んでみたらイメージと違った」というズレを防ぎやすくなります。
もちろん、デザイン案を見てからお断りいただいても大丈夫です。
- 現役のWebエンジニアが、ご相談から公開後の更新まで一人で担当するので、伝言ゲームが起きにくい体制です
- 公開後の更新は、LINEで送るだけ
- ホームページのサーバー費用は月額サポートに含まれます
FREE DESIGN PREVIEW
契約する前に、あなたのサイトのデザインを見てみませんか?
契約前に、トップページのデザイン案(PC・スマホ)を無料でお見せします。ご覧になってからお断りいただいても費用はかかりません。
参考資料
制度やガイドラインは更新される場合があります。リンク先の最新情報もあわせてご確認ください。
