碾茶舎 うすづきUsuzuki — Kyoto

デモ対応:6言語(日・英・中・韓・西・仏)

Kyoto Nijo — Stone-Milled Matcha

その日挽いた分だけ、
点てて出す。

宇治と和束の碾茶を、毎朝、店の石臼で挽いています。挽きたての一椀は、香りが立ちのぼる時間がとても短い。だから、点てたらすぐお出しします。

点てたての薄茶。障子越しの柔らかな光が茶碗の縁に細い線を作り、抹茶の緑だけが浮かび上がる。

二条城の南、釜座通を一本入った路地の奥に、小さな引き戸があります。看板は出していますが、たいてい見落とされます。見つけてくださった方に、いちばん良い一椀を。

A tiny tea room at the end of a Kyoto alley.

手のひらに乗せた碾茶の茶葉の接写。乾いた質感と深い緑。

宇治と和束の、碾茶だけを

抹茶の原料になる碾茶は、収穫前の三週間、覆いをかけて育てられます。うすづきでは、宇治田原と和束の二軒の茶農家から、その年いちばん良い碾茶を分けてもらっています。畑ごとに味が違うので、季節によってお出しする銘柄も変わります。何を使っているかは、いつでもお尋ねください。

回転する石臼を真上から。挽かれた抹茶の粉が縁からわずかに溢れる瞬間。

毎朝、石臼で挽く

抹茶は挽いた瞬間から香りが飛んでいきます。ですからうすづきでは、その日に使う分だけを、朝、店の石臼で挽きます。石臼はゆっくりとしか回せません。一時間で挽けるのは四十グラムほど。効率は良くありませんが、この速さでないと熱がこもって香りが変わってしまいます。

木の棚に並んだ茶碗を浅い被写界深度で。手前にピント、奥はぼける。

一椀ごとに、器を選ぶ

濃茶には口の厚い信楽の茶碗を、薄茶には縁の薄い白磁を。器が変わると、同じ抹茶でも口当たりがまるで違います。カウンターの棚に並んだ十数種の中から、その日の一杯に合うものをお出しします。気に入ったものがあれば、手に取ってご覧いただけます。

Four Movements

一椀ができるまで

  1. 挽く

    Mill

    石臼で、その日の分だけ

  2. 篩う

    Sift

    ふるいにかけ、粒をそろえる

  3. 注ぐ

    Pour

    湯は八十度、四十ミリリットル

  4. 点てる

    Whisk

    茶筅を「M」の字に、二十秒

お客様の声

Voices
抹茶は苦いだけの飲み物だと思っていました。ここで初めて薄茶をいただいて、甘い香りがすることを知りました。店の方が、石臼を回して見せてくれて、挽く前の茶葉の匂いも嗅がせてもらいました。京都で一番記憶に残っている場所です。
— Emma S.(オーストラリア/2泊3日の京都旅行にて)
SNSで抹茶パフェの写真を見て、来日前からGoogleマップに保存していました。実際に行くと、写真より地味な外観で一度通り過ぎました。でも中に入ると静かで、席は8つだけ。パフェの層が下にいくほど緑が濃くなるのが本当に美しくて、食べ終わるのが惜しかったです。
— Ji-woo K.(韓国・ソウル/二度目の来日)
予約ができないと知って心配でしたが、開店直後に行けばすぐ座れました。英語のメニューがあり、器の説明まで書いてあったのが嬉しかった。濃茶ラテを頼んだら砂糖を別に持ってきてくれて、まず何も入れずに飲んでみてと言われました。結局そのまま飲み切りました。
— Marcus L.(ドイツ・ハンブルク/出張の合間に)
カウンター席から見た店内。8席の狭さと格子窓越しの路地の緑。無人の静けさ。
抹茶パフェ「碾」をグラスの真横から。七層の緑が上から下へ深くなる断面。
路地から見た店の引き戸と小さな木の看板。人一人分の路地の奥行き。

営業時間・アクセス

Hours & Access

営業時間

水曜 — 日曜 11:00 — 18:00(L.O. 17:30)

月曜・火曜 定休

※ 石臼で挽いた分がなくなり次第、閉店します。
※ ご予約は承っておりません。店先の椅子でお待ちいただけます。

住所

京都市中京区釜座通御池下る うすづき町家 1F
地下鉄「二条城前」駅 2番出口より徒歩6分

席数
カウンター6席/テーブル2席(計8席)
支払い
現金・各種クレジットカード・交通系IC・QR決済
喫煙
全席禁煙
抹茶ソフトを持った手を路地を背景に。テイクアウトの気軽さと、鮮やかな抹茶の緑。